今回は、京都市内の中でも南東に位置する「山科(やましな)」へ。
住所的には伏見区です。
世界遺産は「醍醐寺」。
そしてどうしても「隋心院」に行きたかったことも
あって途中「勧修寺」にも立ち寄りました。
まずは醍醐寺。地下鉄東西線醍醐駅から徒歩20分くらい。
駅前はいたって普通、観光地感はないので地図等見ながら進みました。
世界遺産なのに!!!!なんで!!
醍醐寺は真言宗醍醐派の総本山。
874年 弘法大師の孫弟子 聖宝が創建。
創建当時は、山岳信仰の霊山であった笠取山(醍醐山)に登った聖宝が白髪の老翁の姿で現れた地主神・横尾明神より、こんこんと水が湧き出るこの山を譲り受け、山上に祀ったのが起源。
その後、皇室や貴族の支援を受け信仰を集める。
金堂、五重塔が国宝に指定。
特に有名なのは、豊臣秀吉によって開かれた「醍醐の花見」。
秀吉の恩恵を受け、三宝院や金堂など戦乱によって消失していた多くの建物が再建された。
三宝院の庭園は、秀吉が覇者の証とされた名石「藤戸石」を聚楽第より運び込むなど、天下人の庭として知られている。
特別名勝、特別史跡に指定。
唐門、表書院は国宝。
京都、大阪における太閤さんの影響はすさまじいですね。
まずはこちら。
仁王像は平安後期1134年 勢増、仁増作です。
そして、醍醐寺といえば!
五重塔!!
951年 高さ約38メートル 相輪13メートル
東寺のよりは低いですが、京都で一番古い五重塔です。
平安時代から1000年も立ち続けているとは。。。
堂々としていてかっこいいです。
シブい。すてきです。
さらに、、、
金堂 926年創建。 1500年再建。
こちらもシブさマックス!って感じですね。
ひっそりと、どっしりと。
うん。かっこいいです。
ご本尊は薬師如来坐像です。
これは、国宝 三宝院 唐門。
桃山時代を代表する木造建築で、秀吉が催した「醍醐の花見」の翌年に建てられたものです。
門全体は黒漆、「菊」と「五七の桐」の4つの大きな紋には金箔が施されています。
黒光してますね〜
これらの伽藍のある部分を下醍醐、起源となった醍醐水のある醍醐山を上醍醐と呼ばれています。
では、お参りをして御朱印をいただきます!!!
御朱印は2種類頂けます。
三宝院門跡と、醍醐寺ですね。


やっぱり世界遺産は風格が違いますね〜
古い、けどかっこいい。
いいですね。
年中行事も盛んに行われていますので、是非この機会に足を運んで見てください!!!
次は徒歩で隋心院に向かいます〜。
醍醐道を北上します