今回は、京都の世界遺産・高山寺です。
鳥獣戯画って聞いたことありますよね?!
歴史の教科書に載っているうさぎやカエルの絵の絵巻物です。
なんと、ここは、鳥獣戯画が保存されているお寺なのです。
京都市内からは北西に位置し、右京区栂尾(とがのお)にある古刹です。
京都市内からはバスで50分、かなり山手になりますので時間もかかります。
四条烏丸より8番バス高雄行き、高雄で下車。
運賃は市内均一区間より外れ、片道520円です。
バスは1時間に1本くらいなので、帰りの時間も気にして回ることをおススメします。タイミングが悪いと1時間待ちになってしまうので、到着したら、まず帰りのバスの時刻を決めて、当日のプランを組み立ててみて下さいね。
また、山中にありますので、市内よりも少し気温が低いと思われます。夏は涼しくてよいですが、冬は雪も積もるみたいです。今回は8月中旬の参拝で、やはり市内の中心地の平野部と比べると涼しい印象でした。この時期、市内の平野部の暑さは尋常ではないので、山中のお寺を巡るのもいいかもしれませんね。
さてさて、バスを降りると市街の喧騒から離れ、静かな山のふもとに到着します。
高山寺へ続く道は、裏参道と言われる道で、裏手にあたります。
高山寺は、創建が奈良時代とも言われ、その後鎌倉時代に明恵上人が後鳥羽上皇より賜り名を高山寺と改め、再興したと言われています。
国宝 石水院 への入り口です。
ここは別途、拝観料が必要です。800円!
小さなお堂とお庭ですが、明恵上人時代の唯一の遺構となっています。
南側の縁側には、腰を下ろして一休みできるような場所となっており、鳥獣戯画のレプリカなんかを見ることもできますよ。
御朱印もこちらでの受付です。
オリジナル朱印帳、すっごい悩みましたが、また次回にしました。
石水院を出てさらに石段を上っていくと、開山堂があります。
明恵上人が晩年を過ごした場所で、明恵上人像が安置されている場所です。
さらにさらに、急な石段を上の方に上っていくと、金堂があります。
こちらは江戸時代の再建となっています。
周囲は木々に囲まれ、ひっそりとした空間でまさに荘厳であります。
こちらは紅葉も有名のようです。
京都は紅葉スポットたくさんありますが、ここもよさそうですね。
市内から少し足を延ばしてみるのはいかがでしょうか。
<京都市バス> 520円×2 (往復)
<御朱印> 300円
<拝観料> 800円