さて、今回は奈良です。奈良市内にある百毫寺へ行ってきました。
奈良といえば、東大寺、興福寺、春日大社、法隆寺、、、と古都奈良を代表する世界遺産も魅力的ですが、今回は、春日大社から南にすこーーしはなれた高畑にある百毫寺(びゃくごうじ)へ。今回は春日大社から徒歩で歩いていきました。20分くらい歩いたかな?志賀直哉の旧居や新薬師寺が近くにあるので、途中で立ち寄ってみてもいいかもしれません。
百毫寺は若草山、春日山につづいて高円山のふもとにある真言律宗の古寺です。
草創は定かではありませんが、鎌倉時代に真言律宗のお寺として再興されました。
境内から奈良盆地が見渡せ、遠く生駒山まで見える景勝地でもあります。
また、春の五色椿と秋の萩が有名な「関西花の寺」でもあります。椿は、3月下旬から4月上旬ごろ、萩は9月中旬から下旬が見頃です。
ここから、階段を上っていきます!
ながめのよい花のてら。。。ゆるーーい。。
まだまだ
ついたー! ようやく受付です。
こちらで入山料500円を払います。
こちらが本堂。
ご本尊は阿弥陀如来像で重要文化財に指定されています。
こちらは御影堂
この横に宝蔵があります。中は撮影禁止です。
宝蔵には、重要文化財に指定されている鎌倉時代の閻魔坐像も保存されており、その迫力に圧倒されました。
他、地蔵菩薩立像、伝・文殊菩薩坐像など数々の重要文化財が保存されています。見ごたえありますね。。。
宝蔵を出ますと、展望図がありとても見晴らしがよいです。
奈良盆地の東の端から西に向いています。西は大阪との境になる生駒山まで見えますね。
境内を見て回ります。
左が五色椿。立派です。樹齢およそ450年らしいです。
次は咲いている時に来なければ。。。


では、先ほどの受付へ戻って、御朱印をいただきます。
通常のご本尊のものはその場で書いていただけます。300円
閻魔さまの御朱印は半紙でいただけます。500円
すごーーーーーい。。。かっこいいですね!!
帰りも奈良盆地を見下ろしながら階段を下りていきます。
萩がたくさん植わっているので、秋には萩を見に来るのもいいですね。
由緒ある立派なお寺なのですが、今回訪れたのは11月だったので、椿や萩の見頃から外れていたためか、人が少なくてのんびりお参りすることができました。
市内にある超有名なお寺は物凄く人が多いので、結構疲れちゃいますよね。。
〇アクセス
市内循環バス 高畑町から徒歩20分
途中、いろんな道案内があるので、比較的たどり着きやすいと思います。