さて、今回は奈良 天理市にある石上神宮へ行ってきました。
今回は、めっちゃ古いです。やっぱ奈良は古い。
石上神宮は、「古事記」、「日本書紀」にすでにその名が記述されており、日本書紀に記述されている「神宮」は「伊勢神宮」と「石上神宮」だけであることから、日本最古と言われています。
また、聖徳太子が鳥居をくぐった時に特別なエネルギーを感じたとも言われているパワースポットでもあります。
石上神宮は、飛鳥時代の豪族物部氏の総氏神とされ、健康長寿、除災招福、百事成就の守護神として信仰されてきました。
では行ってみましょう~
近鉄天理駅から徒歩30分くらいですかね。
うっそうとした森の中にあります。見えてきましたー
立派な鳥居をくぐり、奥へと進みます。神聖な感じしますね~
手水舎のあるあたりに、にわとりがいっぱいいました!
こちらではご神鶏として鶏を約30羽ほど放し飼いにしているそうです。
天岩戸を開かせるために鶏を鳴かせて闇を払い夜明けを告げた、という神話
により鶏は吉祥の霊鳥とされています。
元気にウロウロバタバタしておりました。


こちらが楼門。よく写真なんかで登場するかと思います。
鎌倉時代末期の建立で重要文化財です。朱色が鮮やかですね。


拝殿
拝殿としては国内最古のもので国宝に指定さています。
御祭神・・・布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)
御神体の布都御魂剣は国土平定の際に使われた神剣です。
この拝殿の奥1300㎡の地が禁足地として、ご神体が鎮まる最も神聖な場所とされています。
その禁足地ですが、1874年に発掘が行われ、布都御魂剣や勾玉など数々の神宝が出土し、拝殿の奥に1913年に本殿が建設されました。
それまで本殿はなかったんですね
摂社 出雲建雄神社
出雲建雄神社の拝殿は国宝に指定されています。
拝殿向かいの授与所で御朱印をいただきます。


通常版 300円 七支刀 500円
この七支刀は百済から献上された剣と推測されています。
製造されたのは西暦369年とのこと。。。。もちろん国宝です。
そして、この御朱印、しっかり剣の銘文まで再現されていて、こだわりと職人技を感じます。かっこいい~。刀剣ブームなんでしたっけ?もう遅いか!?
ちょーっと駅から遠くて行きづらいですが、伊勢神宮と並ぶ日本最古の神社ですので、一度行ってみる価値はあると思います。ぜひ。
〇アクセス
近鉄天理駅から東へ徒歩約30分
バスもあるみたいですが、本数が少ないのでアテになりません。
途中、天理教総本部などあり、それはそれで見学しながら歩くとおもしろいです。