最近、メルカリや古着サイトを見ていると、パタゴニア「レトロX」が高値で取引されております。インターネット情報によれば、「レトロX」流行っているんですね。会社から外に出ない生活なので、全然知りませんでした。サラリーマン、浦島太郎です。特に、ナチュラルカラーは人気で、入手困難な状況だとか。
確か私が大学生だった2000年代前半にも流行っており、なけなしのバイト代をはたいて購入し、得意げに通学していたので、感慨深いものがあります。久々に着てみようと思って、タンスをゴソゴソ・・・・ん??無い。残念。
新品は高いので、古着で購入しようとメルカリや古着サイトを見ていると、毛足が長いもの、短いもの、正面にポケットが有るもの、無いもの、色々あるんですね。
ということで、パタゴニア公式サイトやインターネットを駆使して、2000年以降の「レトロ」シリーズの違いを調べました(間違っているところがあるかもしれませんが、ご容赦ください)。
2000年以降の「レトロ」シリーズは、「「クラシック・レトロ・カーディガン(2000年から2005年まで製造)」、クラシック・レトロX・カーディガン(2012年から2014年まで製造)」、「クラシック・レトロX・ジャケット(1993年から製造)」、の3種類あることが分かりました。
私が学生時代に着ていたのは、2000年前半なので、「クラシック・レトロX」か「クラシック・レトロ・カーディガン」の可能性があり、今となってはどちらか分かりません。パタゴニアに相当詳しくないと、わからないですよね。
クラシック・レトロ・カーディガン
・2000年から2005年まで製造。
・毛足は13mm(公式情報がないため推測値)と、
「クラシック・レトロX」より長く、ふかふか
した見た目。
・防風性は無い。
・内側は吸湿発散性メッシュで、「クラシック・レトロX」と似ている。
クラシック・レトロX・カーディガン
・2012年から2014年に製造。
・毛足は13mmと、「クラシック・レトロX」よりも長く、
ふかふかした見た目。
・中間層無し。
・内側は防風性ナイロン(つるっとした生地)。
クラシック・レトロX・ジャケット
・1993年から製造開始、現在も製造中。
・昔の名称は、レトロX・ジャケット。2006年から現名称。
・毛足は6mmと、上の二つよりも短い。
・中間層に防風バリアラミネート。
・内側は吸湿発散性メッシュ。
・9 0年代のモデルには正面にナイロンポケットがないもの有り。
比較表
以下の通り纏めてみました。
見た目はどれも似ていますが、「クラシック・レトロ・カーディガン」
は防風性がないので、古着購入する場合、ご注意ください。
品名 | クラシック・レトロX・ジャケット | クラシック・レトロX・カーディガン | クラシック・レトロ・カーディガン |
外側 | シンチラ13オンス6mm厚 | シンチラ11オンス13mm厚 | 13mm厚? |
中間層 | 防風バリアラミネート | 無 | 無? |
内側 | 吸湿発散性メッシュ | 防風性ナイロン (つるっとした見た目) |
吸湿発散性メッシュ |
品番 | 23056(現行) | 23060 | 23024 |
製造状況 | 製造中 | 終了 | 終了 |
製造期間 | 1993年~現在 | 2012年~2014年(FA12~FA14) | 2000年~2005年 (FA00~FA05) |
備考 |
・レトロ・パイル・カーディガン の復刻 |